栄養素や水分を取り込み、老廃物を排出している「腸」の動きが弱まると、体中に毒素がたまってむくみやすくなってしまいます。
ふだんから腸を健康にする食習慣を心がけて、体の内側からキレイになりましょう。
腸を健康に保つことがキレイになるカギ
腸は体に必要なものを吸収し、不要なものを便にして排泄する重要な器官。
腸内環境が悪いと、老廃物や毒素なども血液に吸収されてドロドロになり、血巡りが悪化してむくみを引き起こします。
また、 腸が汚れると、腸を動かしている自律神経にも悪影響がおよび、さらにむくみの原因になります。
逆に、腸内環境がよくなれば血液がキレイになり、栄養素や水分がスムーズに全身に運ばれるように。
老廃物を排出する機能も高まります
極端な食事制限をしない
食事で刺激が加わることによって、腸は正しく働き始めます。
やせたいからといって1日1食などに減らしていると、腸の働きが悪くなって、かえって老廃物をためこむことになり、むくんで太って見えるようになってしまいます。
ただし、無理をして3食ともたっぷりと食べる必要はありません。
さほど食欲がないときは少量だけでもOKです。
肉•魚•卵もしっかり食べる
たんぱく質の一種「アルブミン」は、栄養素を細胞に運んだり、細胞と細胞の間にある水分や老廃物を血管の中に回収したりする働きをしています。
ダイエッ卜のために肉や魚、卵をとらないでいると、体内のアルブミンの量が低下。
すると、水分を循環させる働きが弱まって、むくんでしまいます。
そうならないためにも、ダイエッ卜中でもバランスのよい食事を心がけましょう。
こまめに水分をとる
むくみそうだからといって、水を飲むのを我慢するのは逆効果です。
体の中の水分が不足して脱水状態になると、血流が悪くなり、かえってむくみにつながってしまいます。
汗をかきにくい冬でも、呼吸や皮膚から水分は失われるので、1日1.5リッ卜ルを目安に、できるだけこまめに水を飲むことを心がけてください。
自律神経のバランスも整えられ、肌のハリや髮のぅるおいを保つ効果もあります。
塩分をとりすぎない
現代人は塩分を摂取しすぎだと言われています。
塩分をとりすぎて体内にナ卜リウ厶が増えると、それを薄めるために、体は水分をためこもうとします。
塩分をとりすぎるとのどが渴くのは、体が水分を補充しようとするからです。
まとめ
【腸をキレイにして、体中の毒を出す方法(前半)】
○極端な食事制限をしない
○肉・魚・卵もしっかり食べる
○こまめに水分をとる
○塩分をとりすぎない
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