ダイエットがうまくいってない人。
もしかしたら、ダイエットするタイミングが悪いのかもしれません。
タイミングが悪いと体重が減るどころか増えることもあります。
その理由は女性ホルモン。
女性ホルモンを利用したダイエットの方法があります。
その方法は排卵日前にダイエットを実行すること。
49歳以下の方はこのページを閉じてくだい。
女性ホルモンを利用した裏ワザ
女性ホルモンには2つの周期の山があります。
卵胞期(らんぽうき)と黄体期(おうたいき)。
特に生理のあと、エストロゲンが増え、排卵の前までの時期というのは、食欲が増すということはない。
一方で活動したい気持ちになる時期ですので、効率的にダイエットで減量するという時には、この時期(卵胞期)にすると良い。
排卵前1週間と排卵後1週間に同じ量の有酸素運動すると、排卵前に運動したときに、体脂肪量が減った割合は-0.57%。
それに対し、排卵後1週間に運動したときにの体脂肪量が減った割合は-0.38%でした。
この差は1.5倍。
排卵の前にエストロゲンが強くなる時期は、エストロゲンの作用が女性の体には強く出る。
エストロゲンは脂質代謝を促したり、むくみを排出する。
体を引き締めるような作用を持っているので、その効果でうまく脂肪が減る。
しかし、このダイエット法にはある条件があります。
それは月経不順。
月経不順はダイエットの良いチャンスを逃しています。
月経不順や月経が止まった場合、エストロゲンの分泌量が減ってしまうため、ダイエットをするチャンスが訪れなくなるんです。
女性ホルモンで正しく痩せるためには、ちゃんと周期的に生理のくる体が必要。
そして、女性ホルモンの波に乗って、その周期をターゲットにして頑張るということが、結局は健康的な美しい体につながります。
まとめると、卵胞期は食欲が高まらず、心が活発になる。
排卵日前がダイエットに最適な時期。
女性ホルモンが体に及ぼす影響とは?
ホルモンが体のどこで仕事をしているのか気になりました。
すると、ほぼ全身で仕事をしていることが判明。
・免疫細胞
・脂肪細胞
・肝臓
・すい臓
・皮膚
・筋肉
・血管(血管のしなやかさや拡張)
胎児がお腹の中にいると、循環血液量を40%ぐらい増やさないといけない。血管を調節する働きも女性ホルモンが持っていないと、うまく種の保存ができない。
・骨はカルシウムの貯蔵庫。女性ホルモンは低くなると骨折になりやすい。
・脳(記憶力など)
女性ホルモンは人間の体にとって大事なのがよく分かりました。
性ホルモンは脳の秘薬
最近の発表で女性ホルモンは脳で作られ、記憶力の向上に大きな役割を果たしていることが分かりました。
記憶を蓄える脳で女性ホルモンが作られたのです。
海(かいば)で性ホルモンが作られている。
海馬の中は無数とも思える神経細胞がネットワークを作っていて、神経細胞が他の神経細胞と繋がる場所がシナプス。
女性ホルモンが作られていたのは、シナプスを作っているスパイン。
このスパイン、体の中では生殖を制御するんですけど、脳の中では記憶を制御する。