おでんの塩分カットは、この食材2つを入れてうま味アップ

ノウハウ

おでんの塩分カットして美味しく食べるには秘訣があります。
その秘訣とは、うま味成分である「グルタミン酸」と「イノシン酸」を使うこと。

塩分の源はつゆなので、約50%塩分カット。

この2つの酸を組み合わせることで、塩分を少なくして美味しくおでんをたべることができます。
その具材と料理方法をご紹介します。

おでんの塩分カットにオススメの食材2つ

1つ目の食材は「パルメザンチーズ」です。
パルメザンチーズは深みのある香り、濃厚な味わいが特徴。

パルメザンチーズにはうま味であるグルタミン酸が豊富。
グルタミン酸の含有量はチーズの中でもダントツに多い。

2つ目の食材は「かつおだし」です。
かつおだしは、うま味成分であるイノシン酸が豊富。

パルメザンチーズのグルタミン酸とかつおだしのイノシン酸をかけ合わせるとうま味が最大8倍にアップ。

<おでんがチーズ臭くならずに、うま味成分を引き出すおでんの作り方>

【4人分】

パルメザンチーズはそのままお鍋に入れないで、袋状にした油揚げの中に入れます。

・半分に切った油揚げに爪楊枝で穴を表裏15ヶ所程度入れる
・油揚げにパルメザンチーズを大さじ3杯(約20グラム)
・油揚げを爪楊枝でとめる

これがチーズだしパックになります。

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・お鍋に水、おでんつゆの素を半分、かつおだしのパック、チーズだしパックと具材を入れて煮込む

かつおだしのパックは沸騰して3~5分経過したら取り出してください。
*ずっと入れておくと苦くなる

塩分を取りすぎてしまう理由

塩分の利いた調味料を使いすぎてしまうには理由があるんです。

それは、人は塩分が多い味付けを美味しいと感じてしまうんです。
だから、結果的に塩分を必要以上に摂取してしまうといわれています。

こんな人は要注意!

・サラダにドレッシングをかけすぎる
・お寿司に醤油をつけすぎる
・ソースのつけすぎ

目標塩分摂取量と塩分平均摂取量の比較

18歳以上の1日の塩分摂取量
1回の食事で1グラムでも減塩していくことが大事。

<男性>
目標塩分摂取量 8グラム
塩分平均摂取量 11グラム

<女性>
目標塩分摂取量 7グラム
塩分平均摂取量 9.2グラム

気をつけたい病気

塩分摂取量が多い生活習慣は、脳卒中や心筋梗塞ななる危険性をはらんでいる。
2割高めているという報告あり。

うま味とは?

うま味成分とは、5つの基本味とよばれる味の要素の1つで、美味しさを感じる成分。
甘味、塩味、酸味、苦味、うま味。

塩分が少ない食べ物って文字通り味気ないですよね。
でも、塩分の取り過ぎは病気を招く。

美味しく食べるには「うま味」を取り入れて美味しく食べましょう。

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