瘀血(おけつ)とは血液がドロドロな状態のことです。
瘛血状態が進行していくと、生活習慣病など良くない状態に。
まずは瘀血の症状を知ることが大事。
瘀血だった、瘀血かもしれないと思ったら、予防して瘀血を体質改善していきましょう。
瘀血とは
瘀血とは、東洋医学において「血」がうまく巡らず滞り気味な状態。
古い血液が溜まり、新しい血液が循環していないことをいいます。
血液中の糖や脂肪分が多い糖尿病や脂質異常症(高脂血症)の人がこの状態であることが多い。
血の巡りが悪くなるため、冷えや痛みなどのさまざなま症状が起こります。
冷え性の人は筋肉や血管が収縮しやすいため、慢性的な血液不足に陥っています。
血液は酸素と栄養だけでなく、熱も全身へ輸送しているため、血流が不足すると体自身が冷えてくるのです。
血流の不足は血管の健康状態にも影響し、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病の原因になる場合もあります。
瘀血の症状
瘀血の症状としては、顔色のくすみ、唇の色が暗い、目の下のくま、腹部のはり、慢性的な肩こり、頭痛、関節痛、生理痛が重くレバーのような血塊が出るなどがあります。
瘛血状態が進行していくと、血管の老化が促進され、がんや糖尿病などの生活習慣病を引き起こします。
女性においては、子宮内膜症や子宮筋腫など、婦人科系の病気に発展することにもつながりますので注意が必要。
瘀血チェック
3つ以上当てはまる人は、瘀血体質の可能性が高いです。
目の下のくまが目立つ
肌に透明感がなく、くすみが気になる
唇や舌の色が暗く、紫色である
手足や冷えやすい
肩こりや腰痛に悩んでいる
頭痛が頻繁に起こる
どちらかといえば局血圧である
血糖値が高い
瘀血の体質改善法
瘛血体質を改善するには、まずは体を冷やさないことが大切です。
首回りや腰回りは動脈が集中しているので、マフラーやストールを使って温めるとよいでしょう。
また、できるだけ冷たい飲み物、食べ物は控え、温かいものをとりましよう。
適度な運動やストレッチ湯船にしっかりつかって暖まるなども瘀血体質改善に効果的です。
瘀血が生じる原因
さらに、瘀血が生じる原因は、暴飲暴食などの不摂生な食生活、運動不足、ストレスです。
脂肪分の多い食事、お菓子、アルコールなどの糖分の摂りすぎはよくありません。
コーヒーやたばこは血管を収縮させるので控えましよう。
瘀血体質改善食
血流をよくするためには、青魚、たまねぎ、ねぎ、納豆、酢などを温かい状態で食事にとり入れるとよいです。
発芽玄米もオススメ。
まとめ
瘀血とは、血巡らず滞り気味な状態。
原因は、不摂生な食生活、運動不足、ストレス、
進行していくと、がんや糖尿病などの生活習慣病を引き起こす。
瘛血体質を改善するには、体を冷やさないこと。
血流をよくする食べ物は青魚や発酵玄米など。
コメントを投稿するにはログインしてください。