前回は隠れ冷え性のチェック項目をご紹介しました。
半数以上ある方は運動をしてみるといいかもしれません。
今回は冷え性を改善する運動をご紹介します。
お家でできる簡単な運動です。
お金もかかりませんので、是非やってみてください。
冷え性対策用スクワット
冷え性を改善するスクワット。
太ももと背中の筋肉を鍛えます。
椅子を使って行って下さいね。
イスを使うことで腰を痛めず、また誤ったスクワットの姿勢になることを防ぎます。
【スクワットのやり方】
椅子を使い浅く座るような動作で行います。
1.足を肩幅に広げ、両手を前に伸ばし、お尻を椅子の端に座るように下げる。
2.背筋を伸ばし息を止めず、イスに向かってゆっくりとしゃがむように膝を曲げゆっくりと元に戻ります。
ポイントは膝がつま先より前に出ないようにすること。
背中・太ももなどの大きな筋肉を鍛えることによって代謝が上がり、冷えにくい体作りに繋がります。
10回を目安にしてください。
膝や腰が痛くなったらすぐやめましょう。
シットアップ
次は腹筋や脇腹の筋肉を鍛えるシットアップ。
【シットアップのやり方】
1.仰向けになり両膝を立て、腕は太ももの上に置く。
2.おへそを覗き込むイメージでゆっくりと頭を持ち上げて下ろす。
ポイントは上体起こす時に息を吐き、倒す時に息を吸います。
10回を目安にしてください。
背中や腰に痛みのある場合は中止する。
お腹の筋肉も鍛えることによって代謝が上がり冷えにくい体作りに繋がります。
ドローイン
シットアップがキツイという人には、ドローインというよばれる運動があります。
【ドローインのやり方】
腹筋はしないで、深呼吸です。
1.仰向けになり両膝を立て、手はお腹あたりの上に置く。
2.息を大きく吸ってお腹を膨らまし10秒かけてゆっくりと息を吐きながらお腹をへこませます
たったこれだけです 。
5回から10回を目安に行ってください。
腕上げ
最後は主に肩の三角筋を鍛える腕上げです。
安定した椅子に浅めに座り背筋をのばして前傾姿勢。
重りの代わりに水を入れたペットボトルを両手に持ち、呼吸をしながら半円を描くように、ゆっくりと肩の位置までゆっくり持ち上げる。
そして、ゆっくりと降ろします。
ポイントは肩のラインが直線になるようにところ。
無理をせず、水の量を調整して自分に適した重さにしてください。
肩に痛みのある場合は中止する。
肩こりや背中に凝りがある人は血行が悪い場合があります。
血行を良くすることも冷え対策に必要なこと。
10回から15回を目安にしてください
次回はテレビを見ながらできる、ちょっとした運動をご紹介します。