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お年寄りが肺炎になりやすい理由は脾臓(ひぞう)が小さいからだった

どうしてお年寄りって肺炎になりやすいんだろうって思ってました。
先生に聞いたところ、脾臓(ひぞう)のなかにいる免疫細胞が減るからということでした。

人間の脾臓って、年を取れば取るほど脾臓が小さくなるんですって。
脾臓が小さくなるってことは、中にいる免疫細胞の数が減る。

したがって、お年寄りは肺炎になりやすい。
ただ単に体力がなくなるからではないんですね。

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年齢による脾臓の大きさ比較

24歳から40歳を100の重さとすると、60代~70代で約70。80代で約60になります。
もちろん、個人差はあるでしょうけど。

脾臓が小さくなるから、免疫細胞の数が減るので肺炎球菌ワクチンをする。
65歳以上からワクチンを薦めているのは、60代から脾臓が小さくなるからなんですね。

ワクチンをするとしないのではどのくらいの差があるのか?
肺炎球菌に対する抗体の活性度はワクチン接種前は79.4に対し、ワクチン接種後は813.8の差があります。
(5人の平均値)

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一般的には「ニューモバックスNP肺炎球菌ワクチン」の注射を打ちます。
小さくなった脾臓をワクチンが助けてくれるわけですね。

ちなみに現在ではワクチンの効果は5年と言われています。

肺炎の原因

肺炎になる元は「肺炎球菌」という菌。
肺炎球菌は肺炎の原因菌の中で感染率・致死率が最も高い。
(肺炎になる原因は肺炎球菌以外にもあります)

で、この肺炎球菌がどこからやってくるかというと、このブログでも書きましたが人間からです。
人の鼻の奥(咽頭)に潜んでいる肺炎球菌が、何らかの経路で人の肺に入り込む。

脾臓にいる免疫細胞「マージナルゾーンB細胞」(抗体)が肺炎球菌をやっつければ肺炎になりませんが、抗体が少なかったり、肺炎球菌が多いと肺炎になってしまいます。

肺炎を治すには肺炎球菌を滅亡させるしかありませんね。
何回も言いますが、年を取ると脾臓が小さくなり、マージナルゾーンB細胞も減ります。

難しくいうと、マージナルゾーンB細胞が出した抗体を合図に好中球が肺炎球菌を食べる。

肺炎球菌ワクチンの種類

2種類受けることはできますが、1つを打ったら期間をあける。
子供用が先なら6ヶ月あけて、大人用が先なら1年あける。

どちらを先にやってもいい。
子供用を先にやったほうが待つ時間は短い。

大人用ワクチンPPSV23

効果:肺炎球菌による重症化を防ぐ
持続:5年間

費用:約8000円(補助あり)
対応する菌:23種類

子供用ワクチンPPSV23

効果:鼻の保菌もしなくなる
持続:一生

費用:約10000円(補助なし)
対応する菌:13種類

2つのワクチンとも接種したからといって肺炎にならないことはない。

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