タンパク質(豚ヒレ肉)とビタミンC (ピーマン)の組み合わせで筋肉再生の効果があります。
豚肉は老けないために有効なビタミンB1が豊富で、ヒレ肉は高タンパクを含んでいる。
甜麵醤(テンメンジャン)の赤味噌成分であるメラノイジンは腸内環境を整え、細胞を若々しく保つ抗酸化作用があります。
豚ヒレ肉とピーマンの炒め物のレシピと作り方と豚肉の効果、イベリコ豚についてお伝えします。
豚ヒレ肉とピーマンの炒め物
【材料(1人分)】
・豚ヒレ肉 150グラム
・ピーマン 2個
・ニンニク 1片
・玉ねぎ 1/4個
・生姜 10グラム
・甜麵醤 大さじ2
・しょうゆ 小さじ2
・酒 大さじ2
・ごま油 小さじ2
【作り方】
1.豚ヒレ肉は太めのマッチ棒状に切る。
ピーマン、玉ねぎも同じくらいの大きさに切り、ニンニク、生姜はみじん切りにする。
2.甜麵醤、醤油、酒を合わせておく。
3.ピーマン、玉ねぎはレンジにかける。(600Wで2分)
4.フライパンに、ごま油を入れてニンニク、生姜をすこし炒めてから、豚ヒレ肉を入れる。
豚肉に火が通ったら、3のピーマン&玉ねぎ、続いて2の甜麵醤+醤油+酒を入れる。
全体に調味料が回って水分が飛んだら、火を止めて器に盛りつける。
完成。
【調理のポイント】
炒める時は弱火で。
強火だとニンニクが焦げやすく、脂肪が少ないヒレ肉は硬くなってしまいます。
野菜を入れたら強火にじて一気に仕上げる。
豚肉には抗酸化物質が多い
豚肉にはアンセリンやカルノシンといった抗酸化物質が多く、体内で発生する活性酸素を抑える働きをしてくれます。
また、豚肉にはビ夕ミンB1が多く入っていて代謝が円滑になる。
貧血の人は鉄分がたっぷりの牛肉がいいです。
貧血を放置していると、酸素や栄養素を含んだ血液が全身に行き屈かず、老ける要因になります。
鴨肉も鉄分が豊富で貧血を改善するが、皮下脂肪が多く、脂質の割合がかなり高い。
一方で馬や鹿、鯨の赤肉は、高夕ンパクで鉄分も牛肉並だが、低脂質のためおいしさの点で好みが分かれるかもしれない。
最近はイベリコ豚を食べる人も増えてきました。
次の章ではイベリコ豚について書きます。
イベリコ豚
最近は、豚にドングリを食べさせるスぺイン産の「イベリコ豚」が人気です。
肉に含まれる脂肪酸で一番多いのは「一価不飽和脂肪酸」です。
これはオリーブオイルに多く含まれる脂肪酸です。
次に乳脂肪に豊富な「飽和脂肪酸」が多く、魚油や植物油に多い「多価不飽和脂肪酸」が少量含まれます。
肉の場合、それぞれの割合は一般的に5:4ですが、イベリコ豚は一価不飽和脂肪酸の割合が6割以上の肉として知られ、血管の衰えを防ぐこと
が期待できます。
イベリコ豚とは逆に、飼育に使われた餌が肉の質に悪影響を及ぼすことがあります。
ほかの動物の餌を混ぜることで、病気の発生原因になる場合がある。
たとえば、飼料に肉骨粉を混ぜたため、プリオン病に感染した肉骨が混入し、プリオン病が発生した例もあります。
また、高級品とされる「霜降り牛肉」は、牛にビ夕ミンA欠乏をおこすことで筋肉に脂肪を散らばらせる飼育方法もある。
必ずしも健康な牛で良質な脂肪とは限らないのです。
そのため、やはりタンパク質含有量が多い肉のほうが人の体に安心といえますし、さらに生産地や飼育方法が分かる肉がいいですね。
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