今までお肉は夜食べるものだと思ってました。
間違っていました。
でも、夜ごはんに焼肉食べるの最高じゃないですか。
すき焼きだって夜、みんなで食べるから美味しいですよね。
健康面を考えると、お昼にお肉を食べるほうが体に負担はかかりません。
そして、お肉はバラ肉で食べるより、ブロック肉のほうがいいのです。
肉を食べる最適な時間
肝臓の働きが活発な朝か朝にお肉を食べる。
そして、毎日お肉は食べたほうが良い。
ただし、食べ過ぎは禁物なのは当たり前。
肉に含まれるアミノ酸を分解したり、それをもとに組織を合成するのが肝臓の働きです。
18時以降は肝臓の働きが悪いため、肉を摂ってもかなりの割合で無駄になる可能性があります。
お昼の12時が胃の機能が最大なとき。
なので、この時間にお肉を食べると、胃もたれが起こしにくいですよ。
臓器にはそれぞれ活発に働く時間帯があるのをご存知でしたか?
1日に最低限必要な夕ンパク質の量は、体重1キロあたりおよそ1グラム。
体重が50キロの人であれば、50グラムになりますね。
鶏むね肉(皮なし)なら約210グラム。
豚もも肉なら250グラムを食べれば、必要量が摂れる計算。
お年寄りは肉を食べないほうがいいという誤解
年をとると肉を食べない人がいます。
もちろん、お肉を食べすぎると胃もたれもするでしょうし、悪玉菌が増えるので便秘になりやすい。
よく言われることですが、バランスが大事。
肉は体に悪いと決めつけるのはよくありません。
年を取るほどもっと肉を食べたほうがいい。
お医者さんが私に言いました。
「診察していると、日本人は肌ツヤなどから夕ンパク質が足りていないと感じる。
さっぱりしたものを好む人ほど、見た目が老けていることが多いです」
老けない栄養素の宝庫である肉を、毎日の食事にしっかり取り入れたほうが良いのです。
週に2回のステーキが理想ですが、私にはできるかなぁ。
酸化しやすい肉
お肉の表面積が広いと酸化が進みやすい。
「ひき肉」よりも「スライス肉」。
「スライス肉」よりも「ブロック肉(ステーキ)」がいい。
お肉を食べる時、そこまで意識していませんでした。
あと、お肉のコゲも注意です。
お肉を焼くときに焦げてしまうと、夕ンパク質が変性して栄養素にならない。
だから「オーバークッキング」にも気をつけたい。
特に脂身が少ないところは必要以上に加熱すると肉がパサパサになってしまいます。
中心部が75度に達すれば安全に食べられるので、強火でバチッと焼くより、弱火でじっくりがコツ。
食べ合わせの工夫によっても、若返り効果を高めることができる。
食べ合わせの工夫
鉄分が豊富な牛肉は、鉄の吸収を促進するビタミンCと一緒に摂ると貧血予防に一層効果を発揮します。
美肌効果を高めるなら、ベータカロテンを含む綠黄色野菜とセッ卜で。
豚肉にはビタミンB1が多いですが、玉ねぎやニンニクなどと炒めることでアリアチミンという成分ができ、疲労回復効果が高まる。
ストレスも老化のスピードを左右しますが、鶏肉はメチオニンという必須アミノ酸を含み、ストレス緩和に働くといわれます。
ニンニクなどと一緒に摂ると吸収率や代謝が高まる。