火事になって生き残る方法は煙を吸わない火傷にならないで脱出

火事になって生き残る方法は煙を吸わない火傷にならないで脱出 ノウハウ

火災がいつ、どこで発生し、自分がどこにいるか?
これによって、火事からの生還率が変わります。

特に重要なのが、煙を吸い込まないこと!

黒煙を1回吸っただけで、動けなくなる、失神すると思ってください。
これを知っているのと知らないのでは大きな違い。

火事のニュースを見て、なんで逃げないんだろう?
と思ったことがありました。

その答えが、煙を吸って、一酸化炭素中毒になり、動けなくなり、脱出できないからでした。

生き残るには、煙を吸わないで、火災現場から離れるしかありません。
火事の時、現在地から脱出する方法を考えてみました。

現在地と出口と煙の流れ

火事が起きたら逃げる。
ハンカチや洋服などで、鼻や口を塞いでください。

熱気流は上の方に流れる、逆の方向から新しい空気が下から流れる。
だから、避難するときは這って逃げる。

自宅や知っている建物なら出口は分かります。
ベランダや窓から梯子を使って降りることもできます。

出口が分からない場合は?

標識を探し確認する。
スマホで見つけることもできるかもしれません。

群集心理に惑わされないように注意。
流されないようにしましょう。

大きな建物に入る時は非常口を確認する癖をつける。

煙の流れを予測することは難しいと思います。

予測できるのは、煙は上へ行き、その後、煙は下へ移動すること。

ということは、呼吸をするとき、地面近くのほうが、呼吸できる空気があるということ。

覚えておきたいのは、階段は煙が溜まりやすい
ということ。

避難する方向と煙が流れる方向が反対になるように避難経路を確保する。

火事で生き残る方法まとめ

※煙を吸わないで脱出する

・ハンカチなどをマスク代わりにする
(N95マスク、高性能マスクがほしい)
・最小限の呼吸をする
・落ち着いて行動
・煙の量で、かがみ腰避難、アヒル歩き避難、四つん這い避難に使い分ける
(上より、下のほうが呼吸できる空間がある)

エレベーターは動かなくなり、煙が入ってきたら終わりなのでエレベーターには乗らない。

・階段に煙がないなら、階段を使い脱出する。

・階段に煙があり、脱出まで時間がかかるなら、窓&ベランダからぶら下がり落ちて脱出。
ハシゴやパラシュートを使う。
パラシュートの作り方を知りたいなぁ。

・壁や光を頼りに移動
・窓、ベランダから脱出できないなら、煙がない空間で待機(煙の侵入を防ぐ)、助けを求む
・階段にいて煙の中にいたら、階段の踏み面の角で呼吸

煙に包まれたらどうする?

・立ち止まり、自分はどこから来たか考える
・脱出の手がかりを見つける(光とか)
・行動する

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はっきりいって難しい。
パニックになって過呼吸にならないようにしよう。

体に火が付いたらどうする?

止まって、寝転がり、地面でこすり消火。
目と鼻を保護すること。

・部屋から出れなくて、煙が部屋に入ってきたら、ドアを目張りして煙の侵入を防ぐ。

・ペットボトルでシールドを作る。
・ビニールできれいな空気を集める
・耐熱グローブ、耐熱服、性能の良いマスクがあれば使う
・ハンマー

商業施設には消防隊進入口、非常用進入口があり、逆三角形のステッカーが窓に貼られてある。
消防隊進入口、非常用進入口にいれば、最初に消防隊に救助されることになるだろう。

窓を開けるか開けないか問題

窓を開けて助かる場合と助からない場合があります。

・窓を開けたことで火と煙が自分に向かってくる場合もある
・窓を開けたことで煙を吸わなくて助かる場合もある

燃えている場所と建物の内部を知っていないと見極めるのは難しいと思います。

部屋を出れないときは、ドアを目張りして、部屋に煙を入れないようにする場合もある。

火災が発生した部屋のドアを開けると、酸素を送ることになり、火の勢いが増す場合がある。

空気の流れ、風の流れが最重要で、煙や炎から逃れる空間は存在するはず。

火災のメカニズム

物が燃えるとは?

1.可燃物がある、2.酸素がある、3.熱がある

上記の3つがあれば物は燃え続ける。
燃焼とは、熱と光のエネルギー。

火がなくても、物の近くが高温になれば、その物は燃える。
物によって燃える温度が違う。

木材とプラスチックは燃えやすい。
熱は放射、対流、伝導で伝わる。

火を消すには?

1.可燃物をなくす、2.酸素をなくす、3.熱をなくす

どれか1つでも欠ければ燃え続けることはない。

水をかけることは熱をなくす行為。
消火器を使うとは酸素をなくす行為。
可燃物をなくすには粉々にする。

階段に火災報知器を置きましょう!

階段に火災報知器を置くことで命が助かる場合があります。

なぜなら、一階で火災があると、二階には煙がこないため、部屋のドアを開けると煙に巻き込まれてしまうからです。

そして、火災報知器を定期的にチェックすることもお忘れなく。
電池が切れていて作動しない場合があります。

台所に消火器は置かない

台所に消火器を置くと、いざ火事になったとき台所の消火器が見つからない、取れない場合があります。

もちろん、台所に消火器を置いておいてもいいのですが、その場合は他の場所にも消火器は置いておく場合。

だいたい火事の出火元は台所が多い。
台所の近い場所に消火器を置く、自分が逃げれる体勢で火を消すことが大事。

いちばん良いのは各部屋に消火器を置くことです。
消火器はいろいろなサイズや値段が安い簡易的な消火器もあります。

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