最初に用語説明。
テストステロンは男性ホルモン。
エストロゲンは女性ホルモン。
おばさんがオジサン化する理由は男性ホルモンが影響しています。
最近、お父さんやおじいちゃんが静かな場合もコレが原因かも?
おばさんがオジサン化する理由
特に女性の場合は閉経後、女性ホルモンは減ってしまう。
しかし、男性ホルモンのテストステロンの量は変わらないんです。
女性の血中を流れているホルモンを男性ホルモンと女性ホルモンで見てみると、女性ホルモンは40代から急激にエストロゲンは減少しますが、男性ホルモン(テストステロン)は40歳を過ぎても緩やかな低下なのです。
バランスでいうと、男性ホルモンのほうが強くなっている。
おばさんがオジサン化するのはこういったことなのです。
最近では、女性のテストステロンは世界の性ホルモンを研究をしていて、実際に閉経後の女性に男性ホルモンを投与する治験も始まっています。
更年期を過ぎている女性というのは、男性で言うと急激にテストステロンが高まっていく思春期とちょっと似ている。
更年期以降の女性の方は伸び盛り。
元気ですよね。
だいたい電車に乗っている中学生や高校生の男子って、みんなお互いつるんでいるじゃないですか。
楽しく話しながら、いろいろみんなで活動していますよね、それと同じ。
更年期の終わった女性の方は、みなさん非常に元気で活発になっている。
これもテストステロンの1つの作用ではないかと思います。
男性ホルモンが活発になると女性は男っぽくなる?
はい。男性っぽくなります。
元気になるだけじゃないんですよ。
年配の方とか女性の方で、うっすらヒゲが生えたりするのは男性ホルモンが活発な人ということ。
若い時に比べて恥かしさが減ってくるのもそういうことなんじゃないかと思います。
男性と触れ合う機会を作って女性を取り戻している方がいて、その方は社交ダンスをしています。
社交ダンスが流行っている背景にはボケ防止とかありますけど、女性らしくするためのことなんですね。
誤解しないでほしいのは、女性が男性との触れ合いが増えると女性ホルモンが増えるのではなく、男性ホルモンが増えるのです。
ホルモンというと、女性らしさとか、男性らしさだけかと思われがちですが、健康や美しさ、若さと密接な関係があるんですね。
男性ホルモンが下がると男性はどうなるのか?
女性は女性ホルモンが下がると男性っぽくなるのは述べました。
じゃあ、男性が男性ホルモンが下がるとどうなるか?
これは結構、体に影響があります。
筋力と骨の低下。
骨を作る骨芽細胞に影響します。
そして、男性ホルモンが少なくなってくると、骨が薄くなったり、「うつ」のような精神的な落ち込みにつながります。
最近、お父さん、おじいちゃんの様子がおかしいなと思ったら、このことを思い出してください。
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