地震発生からの問題を時系列で対策

地震発生からの問題を時系列で対策 ノウハウ

大きな地震が起きると様々な問題が時間とともに変わってきます。

まずは死なないことから始まります。
次に食べること、住む場所、トイレやお風呂や洗濯できる環境の確保。

そして、地震が起きる前の生活に戻ることが目標になります。

実際に起きてみないと分からないことがあります。
しかし、事前に考えて対策することは誰にもできると思いました。

巨大発生直後は生き残ること

いつ、どこで、巨大地震が起こるかは誰にも分かりません。

今ここで巨大地震が起きたらどうするかを常に考えてみる。
これはできそうでできないこと。

毎日、色々なことを考えていますので、毎日地震のことを考えるのは難しい。
スマホの待ち受けに何かを書くか、部屋に何かを書いて紙に貼っておく。

防災用具を用意して、あとは運に任せるしかありません。
人それぞれ、自分で地震対策を考えておく。

二次的災害を防ぐには

1.揺れがおさまってから行動する

慌てて外に出ると、転んだり、ガラスの破片や落下物などでケガをする場合があります。
駅やお店などではパニックになる可能性があるので冷静になる。

揺れがおさまるまでの待機時間では、出口の確保のことと火の元の確認のことを考えておく。
携帯電話や財布の場所を確認しておく。

揺れがおさまっても、行動するするときは負傷しないよう、散乱したガラスや陶器の破片などに注意する。
靴の確保、スリッパの確保、手袋の確保も考えておきたいですね。

2.出口を確保する

揺れがおさまったときにいつでも避難できるように、部屋の窓や戸、玄関のドアを開けて出口を確保する。
家なら出口が分かりますが、出口が分からない場合もあります。

普段から出口を見つける習慣を。

3.揺れが収まったら火元の確認

火を使っているときは、揺れが収まってから、慌てずに火の始末をしましょう。
出火したら、落ち着いて初期消火に当たる。

消火活動はできないと思ったら逃げる。
ガスは自動遮断装置が作動する場合もあります。

4.ガラスや塀から離れる

屋外にいたら、瓦の落下、ガラス破片の飛散によるケガ、ブロック塀などが崩れて押しつぶされることがあるので近づかないようにする。

安全な場所にいきましょう。

停電が長引くおそれもあります。

スマートフォンなどは「省電力モード」にする。
電池を温存しながら情報収集や連絡を取り合う。

ガスは、地震の揺れを自動的に感知してガスの供給を止める「自動遮断装置」が作動しているところもあります。

今すぐできるスマホ電池節約法

1.液晶画面をできるだけ暗くする設定にする
2.アプリ通知を切る、ロック時間を短くする
3.圏外になったら機内モードにする

<液晶画面を暗くする設定>

画面の明るさなどで、スライドバーを下げ、できるだけ暗くします。
暗い場所でスマホを使うとバッテリーが長持ちします。

ついでにBluetoothをオフする。

<アプリ通知を切る・ロック時間を短くする理由>

アプリの通知で画面が明るくなることを避けるため。
電波を使わない効果もあります。

全アプリの通知をオフにするのが理想ですが、LINEだけ通知を有効にするとか。

ロック時間を短くすると液晶点灯時間が短くなり電池の消費量を抑えることができる。

<圏外になったら機内モードにする理由>

圏外になるとスマホは最大出力で電波を探すため、バッテリーを大きく消費するからです。
もし利用できるWi-Fiがあるなら、Wi-Fiで接続するようにしてください。

予備バッテリーを普段から用意しておくとよいでしょう。
巨大地震後、買えるのであれば買っておく。

時間がたてば、避難所や携帯電話ショップで充電ができるかもしれませんが混むかもしれません。

<電波が通じない原因>

・基地局などの設備が崩壊、停電で非常用電源も切れている

・混雑のため通話制限をしている

音声電話は避けて、メール・LINE・Twitterなどで連絡を取るようにする。

携帯各社の災害伝言板

携帯各社の災害伝言板は電話番号で安否情報を登録と確認できます。

・NTTドコモ災害伝言板

・au災害伝言板

・ソフトバンク災害伝言板

・固定電話などNTT災害伝言板(Web171)
ネットからの登録が可能で電話番号で登録と確認ができます。

・NTT東西災害伝言板(web171)

・Google&Facebookでの安否情報登録
Googleパーソンファインダー(氏名と電話番号で登録と確認ができます)

・Facebook災害支援ハブ

SNSで自分のことを発信しておくのもありですね。

停電の時、部屋を明るくする方法

・懐中電灯の上に水を入れたペットボトルを乗せる

光が乱反射して周りを照らすことができます。
懐中電灯が小さい場合はコップに入れてやってみてください。

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・ツナ缶に穴をあけ芯を差して火をつける

まずツナを食べてからでもOK。

芯には綿のひもなどが良いですが、コーヒーのフィルタをこよりにしても良いです。
2時間くらいもちました。

※火の取り扱いにはくれぐれも注意してください。

・サラダ油を利用して火をつける

耐熱ガラスのコップにサラダ油を入れ、キッチンペーパーで着火する紐を作り、アルミホイルで固定します。

1時間使用しても油の量はほとんど減らず、火の勢いも衰えませんでした。

火は何度でもつけられます。
火から離れる際は必ず消して下さい

※火の取り扱いにはくれぐれも注意してください。

簡易トイレの作り方

バケツ(段ボール)の中でポリ袋を開き、そこに新聞紙をちぎって入れるだけ。

新聞紙は乾燥が早め、臭気も抑えられます。
新聞紙がぎっしり詰まった袋の中に排泄物を入れることで短期間の保管も可能。

同じ場所で何度も用を足していると、排泄物が腐り、感染症の原因にもなります。
トイレはできる限り衛生的に整えることが大切。

暖房器具がないときの対処法

洋服や毛布がないときは新聞紙を着る。

ゴミ袋を着るより、新聞紙を重ね着した方が、表面温度の上昇度が4倍くらいも高い。

川の水や雨水を飲み水にする方法

できればキレイで安全な水を飲むのがいちばん。
でも、どうしてもというときがくるかもしれません。

身近な用品と自然界にあるものだけで、飲み水を作ることができます。

ペットボトルを使いろ過していく。
容器はそのときあるものを使う。

にごっった水

ペットボトル

衣類などの布

砂や小砂利

木炭など

小石

穴を開けたキャップ

ろ過された水

ここまでできるかは分かりませんが、ろ過していきます。
沸騰させることができればそうする。

非常食10品目

・鰹節
・納豆
・味噌
・スルメ
・干し芋
・お煎餅
・飴(あめ)
・羊羹(ようかん)
・ドライフルーツ
・梅干

どれもそのまま食べられ、保存が効き、栄養価が高い。

さらに優れた非常食が缶詰です。
缶詰は栄養価も高い

缶詰は長期の保存が効く上に種類も豊富。
常日頃の食生活で非常食を使い回しながら備蓄していきましょう。

避難所で問題となった設備

・トイレ
・暖房設備
・給水・上水設備
・通信設備
・発電機等電力供給設備
・備蓄倉庫等
・放送設備
・避難者の避難スペース

水害後の消毒

水害で下水道などの汚水が流れ込むことで、細菌やカビの繁殖などが進み、感染症が発生する危険性もある。
そのため、屋内外の消毒が大切。

水害後の消毒のために、持っておきたい身近なものが2つあります。

「逆性石けん」と「家庭用塩素系漂白剤」です。
どちらもドラッグストアで購入できます。

日常的に使うこともできます。

「塩化ベンザルコニウム」が含まれる「逆性石けん」は医療機器の消毒や食中毒対策などに用いられる。

「次亜塩素酸ナトリウム」が含まれる「家庭用塩素系漂白剤」は、ノロウイルス対策などにも有効。

感染症を予防するには人間と物を消毒します。

消毒に使うものは「逆性石けん」と「家庭用塩素系漂白剤」です。

そして、消毒作業をするとき必要なアイテムは長袖・長ズボン・メガネ・マスク・ゴム手袋です。
アイテムが必要な理由は消毒液が目に入らないようにするためです

<感染症を予防する方法>

「逆性石けん」と「家庭用塩素系漂白剤」の使い方  画像

手指や家具、床などには「逆性石けん」で消毒する
食器や衣類、浴槽などには「家庭用塩素系漂白剤」で消毒する

対象別消毒  画像

消毒する方法は対象によって変わります。

防災グッズ

家庭用防災グッズ

〇非常食
〇飲料水
〇携帯ラジオ
〇モバイルバッテリー
〇懐中電灯・ランタン
〇防犯用ホイッスル
〇衛生エチケットの携帯トイレ
〇大判ハンカチ
〇ウエットティッシュ
〇マスク
〇大人用おむつ・婦人用衛生・清浄綿
〇おしりふき
〇歯ブラシ・タオル
〇ポリ袋・万能ナイフ
〇雨具・防寒シート
〇運動靴・衣類
〇避難セット・防災セット
〇防災BOOK

外出用防災グッズ

〇非常食(携帯用)
〇ポリ袋
〇携帯電話・スマートフォンの補助電源用の充電器・乾電池
〇持ち歩きやすい毛布・ブランケット
〇常備薬
〇断水と帰宅困難者用携帯トイレ
〇ヘッドライト・懐中電灯
〇携帯ラジオ

会社用防災グッズ

〇歩きやすい運動靴
〇停電時の補助照明用のLEDランタン
〇救急セット
〇レインコート
〇断水により会社のトイレが利用できない時の簡易トイレ

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