女性の薄毛のメカニズムと対策とは?
最近、髪のボリュームが減った…。
または「抜け毛が増えたかも」と気になっている人がアラサーを中心に増加中です。
髪の毛で見た目の印象はだいぶ変わります。
いつだって若く見られたいのは当たり前。
薄毛問題は早期発見と早期治療が肝心です。
薄毛のメカニズムを知り、しっかりした対策しましょう。
脂漏性皮膚炎
Q.頭皮がかゆい日々が続いた後、抜け毛が増えたみたいなんですけど?
A.頭皮の脂の分泌が多いと、脂漏性皮膚炎となり脱毛の原因になります。
悪化する可能性もあるので病院へ行ってみて下さい。
脂漏性皮膚炎の読み方は「しろうせい皮膚炎」です。
症状は頭皮にフケのようなものが付く湿疹です。
Q.最近、髪の分け目が広がった気がします。
家族は否定しますが、私が気にしすぎなんでしょうか?
A.人の意見よりも自分の感覚を信じましょう。
気を使っている可能性もあるますからね。
医学的データでも自分の感覚が当たっているのが実証済みです。
女性の薄毛ケア
こんな症状があったら病院へ。
●髪の分け目が広がってきた。
●頭皮に湿疫やかゆみなどのトラブルがある。
●髪が細くなってきた。
こんな人は要注意。
●思春期に過度なダイエットをした経験がある。
●あごににきびができやすい。
●血縁の男性に薄毛の人がいる。
自分でできるセルフケア。
ホルモンバランスが整うように食事では鉄や亜鉛をしっかり摂る。
血行を促進させる頭皮マッサージもおすすめ。
あごににきびができやすかったり、皮脂が過剰な人は、頭皮の脂も多い傾向に。
皮脂が原因で炎症を起こし、脱毛を促進させないためにも、頭皮の余分な皮脂はしっかり洗い流して下さい。
女性の薄毛の種類
女性の薄毛には、男性ホルモンによって頭頂部が薄くなる「男性型脱毛症」、生活習慣の変化や、全身の病気や薬などで、髪の成長周期が乱れて起こる「休止型脱毛症」があります。
さらに加齢変化で頭部全体の毛が細くなり、毛の密度が減少していくケースもあります。
最近、20代や30代の人で気になるのが、仕事のストレスなどからくるホルモンバランスの変化で、男性型脱毛症と診断されるケース が増えていることです。
男性型脱毛症の人の頭皮には、たくさんの皮脂が見られる場合が多く、こうした過剰な皮脂の分泌も脱毛を促進しているのでは、と考えられています。
抜け毛が続くと神経質になりがちだが、薄毛判断の基準は、1日に50本~100本くらいの抜け毛なら、ほぼ同量の新しい髪も生まれているので、気にする必要 はありません。
明らかにそれ以上の毛が抜けるなら要注意。
また、なんとなく髪の分け目が広がったかも、という自分の感覚も大事です。
薄毛と判断する医学的なデータと、白覚症状にはほとんど違いはないという結果もあるくらいです。
まとめ
薄毛対策には、早期発見、早期治療が何より大切です。
髪の毛を生み、育んでくれる毛母細胞の働きが一度消失してしまったら、再生させるのは困難なんです。
弱ってきた細胞に活力を与えるなど、先手のケアが必須です。
ただ、薄毛になった原因によって処方は異なるので、医師の診断のもと、まずは原因の究明をして下さい。
髪は自分の健康状態が如実に表れるものです。
育毛促進剤を取り入れるだけでなく、ホルモンバランスを整え食生活を見直すなど、頭皮環境を改善していきましょう。
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