毎年子供を中心に夏に流行している感染症が手足口病。
手足口病になる9割が5歳以下の乳幼児で、そのほとんどが2歳以下。
手足口病は飛沫感染と接触感染するので大人でも発症します。
大人でも症状が出る人と出ない人がいて個人差がある。
手足口病は2年に1度流行る病気なので次は2019年に流行るでしょう。
2015年、2013年、2011年も流行りました。
といっても、2018年は手足口病にならないというわけではありませんよ。
手足口病の症状、感染経路、芸能人、お風呂、保育園に関する情報のページです。
*特効薬は現在のところありません。
2017年の手足口病の症状の特徴
今年の特徴は38℃以上の発熱、おしり・口の周囲の発疹、爪が剥がれる。
症状が治まったから1ヶ月後に爪が剥がれる人もいます。
だから急に爪が剥がれて、何がなんだか分からないこともあるんです。
爪が剥がれるは覚えといたほうがいいですね。
今までの症状
主に手・足・口にできる小さな水ぶくれのような発疹。
かさぶたにならずに枯れてくるところ。
主な症状は口の粘膜や手のひら足の裏などに2~3ミリ程度の水ほう性の発疹ができ、3日から1週間ほどで消えるのが特徴です。
また発疹のほかに発熱や頭痛などが起きることもあります。
基本的には軽い症状で済みますが稀に脳や脊髄を保護する髄膜が炎症を起こし髄膜炎や脳炎などの合併症書き起こし重症化する恐れもあるんです。
芸能人の症状
最近ではナインティナインの矢部浩之さんが手足口病に。
人には見せられないぐらいの発疹でテレビの収録はお休みしました。
お笑いコンビ品川庄司の品川祐さんも2011年に手足口病になりました。
症状は手のひらと足の裏に発疹、あとから口も痛くなった。
痛くて歩けない、ペットボトルのフタが開けられないぐらい痛い。
当時タバコをすっていたけどライターが付けられない。
本上まなみさんの娘さん小学3年が2015年に手足口病に発症。
足の裏や手に発疹ができた。爪が剥がれた。その後も爪がガタガタして生えた。
夫と娘がひどい症状で、まなみさんと息子はほとんど大丈夫だった。
旦那さんは口の中、ノドに発疹ができ水を飲むのも痛く、治るまで1ヶ月かかった。
以上の芸能人に共通するのは小さい子供と生活していること。
家族に感染者がいる場合
○手洗いを徹底する。
○手を口や鼻につけない。(無意識にやってしまうんですよね)
○おもちゃの消毒
○タオル、スプーンなど共有しない。
○ウイルスが付着したタオルやスプーンは塩素系漂白剤で消毒する。
感染経路と発症から治るまで
手足口病のウィルスは、患者の唾液鼻水便などに含まれます、
感染経路は主に飛沫感染と接触感染、空気感染はせず、ウイルスが口や鼻などの粘膜から侵入することで感染。
感染してから症状がでるまで3日~5日間、
症状が出ない人もいる。
実は症状が治まっても2週間から4週間は便からウイルスが排出しています。
このためトイレ後の手洗やおむつ交換の際には注意が必要。
発症から治るまでは1ヶ月とみておきましょう。
感染予防のポイント
患者の唾液や鼻水にウイルスがいます。
水がたまった発疹ができ、この水分の中にもウイルスはいる。
腸でも増長するウイルスなので便にもいる、症状がなくなっても2週間から4週間はウイルスはいる。
・お風呂、プール、海は感染しやすい。タオルなど色々なものを触るので感染しやすい、
・水がたまった発疹に触らない。
・発疹のあとを触らない。
・便の処理後は石けんなどで手を洗う。
・食器、オモチャ、タオルなどを清潔に。
・口や鼻などの粘膜からウイルス侵入を防ぐにどうしたらいいか考える。
メモ、お風呂は?
手のひらに発疹が1つできても手足口病。
プールは休ませる。
庭遊びの後の足ふきタオルは保育園で共用しない。
痒さがひどい場合は痒みを軽減する軟膏あります。(病院へ)
乳酸菌や柑橘類は避ける。
お風呂は熱がなければ入浴してかまわない。
しかし、発疹を強くこするとかゆみが増してしまう恐れあり。
ぬるい温度が一番しみにくい。シャワーで流すだけでも十分かと。
脱水で入院することもよくある話。
コメントを投稿するにはログインしてください。