光熱費の節約で、まず見直すべきは暖房と給湯。
この2つだけで、年間の消費エネルギーの約半分を占めています。
「こまめにプラグを抜く」といった細かな節約術は、面倒な割に、実は年間数百円しか削減できない。
効果の大きいところから始めましょう。
光熱費見直し効果ナンバー1は暖房
電気ストーブやヒーターが光熱費アップの元凶。
エアコンは電気代が高いと思いがち。
しかし、熱を発生させるコス卜は電気ス卜一ブのほうが高く、なんとエアコンの6倍。
部屋のメイン暖房はエアコンにし、電気ス卜ーブは補助暖房として短時間使うのがおすすめです。
30分程度の外出ならエアコンはつけつ放しでOK
最近のエアコンは省エネ性能が向上し、自動モ一ドや省エネモードに設定すると、低電力で快適な温度を保ってくれます。
部屋の状況にもよりますが、頻繁にONとOFFを繰り返すよりは、省エネになる場合もあります。
ただし、強モードでのつけっ放しはダメです。
暖房節約術
冬の暖房の温度は20度に設定する
これだけで年間1430円のお得。
暖房の設定温度が高いと、その分、電気代がかさんでしまいます。
なので、冬の設定温度は20度を目安にしよう。
部屋の中で靴下をはいたり厚着をしたりすれば、肌寒さは感じにくくなります。
*外気温が6度で1日9時間使用の場合。
外出や就寝20分前に暖房を切り余熱で過ごす
これだけで年間830円のお得。
暖房を切っても、部屋の温度はすぐには下がりません。
暖房を使う時間を1日20分短くし、余熱で過ごす習慣をつければ、年間830円ぐらいの節約になります。
*外気温5度で8畳の部屋の床暖房(ガス温水式)の場合。
肌寒いときは「電気ひざ掛け」がおすすめ
暖房をつけるほどではないけれど、少し肌寒いりそんなときにおすすめなのが「電気ひざ掛け」です。
電気毛布のひざ掛け版。
体に直接掛けるのでとても暖かく、電気代も格安。
洗灌機で丸洗いできるのも便利です。
電気ひざ掛けは、ひざ掛けやショールとして使えます。
電気代は中モードで1時間0.5円。
ホットカーペットの設定温度は強から中に下げる
これだけで年間5020円のお得です。
暖房器具のなかでも大きな電力を消費するのが、ホッ卜カーぺッ卜。
設定温度を強から中に下げれば年間5020円の節約です。
さらに温める面積を1畳分減らせば、年間2430円もの節約になります。
*1日5時間使用の場合
こたつには、上掛け布団と敷布団を併用する
狭い空間を温めるこたつは、実は効率のいい暖房器具です。
しかし、床の上に置いて掛け布団1枚を掛けただけでは温め効率もダウン。
敷布団を併用し、掛け布団の上にもう1枚「上掛け布団」を掛けることで温かさが増します。
これだけで年間880円のお得です。
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