便秘で悩んでいる人はたくさんいます。
私もその一人です。
便秘の原因と誰でもできる便秘解消の運動をご紹介します。
大腸に溜まっているガスを出せばいいのです。
がんこな便秘の大きな原因
便秘の大きな原因は大ぜん動が起きていないからです。
大腸の壁から栄養や水分を吸収しようと食べ物を動かす運動。
「ぜん動」とは分かりやすく言うと腸がウンチを運ぶ運動。
ぜん動運動は大体2~3センチぐらい内容物が動きます。
大ぜん動はぜん動運動の200倍の動きがあります。
ぜん動運動は寝ている時も起きているときも動きます。
でも、大ぜん動は寝ているときしか起きません。
寝たのに大ぜん動が起きないことがあるります。
その理由は?
緊張、プレッシャーです。
副交感神経が優位だと、大ぜん動が起きる。
交感神経が優位だと、大ぜん動が起きない。
大ぜん動が起きなくなる原因
原因1.寝る前に食事をする。
お腹が空っぽでないと大ぜん動は起きません。
原因2.熟睡できてない。
脳がしっかり休んでないと大腸は目が覚めません。
大腸のガスを出す対策
8割の人に効果がある便秘解消は「うつぶせ寝」です。
分かると思いますがガスとは「おなら」のことです。
なぜ「うつ伏せ」が良いのか?
大腸のガスは空気よりも軽いので直腸(出口)の方へ向かいやすいからです。
【やり方】
1.お腹の下に二つ折りにたたんだ座布団を敷く。
2.うつぶせ寝で10分間。
その後、左右に5往復動く。
これだけです。
簡単ですね。
枕やクッションをおへその辺りに当てると効果的。
まずは1日15分やってみましょう。
2週間続けてみて下さい。
「うつぶせ寝」いつやったらいい?
○大ぜん動の起こる夜に「うつぶせ寝」を行う。
寝ている間にガスが出やすくなります。
*ただし、食後2~3時間は避けた方が良い。
*お年寄りや体の不自由な方は負担のかからない程度で続けてみる。
*個人差はあると思います。
「の」の字マッサージもいいですよ。
「の」の字マッサージとは、大腸の形にあわせておなかを刺激するマッサージ。
便秘解消 食事のポイント
便秘になると食物繊維をたくさん摂るっていう人よくいますよね。
実はコレってかえって便秘の症状を悪化させる危険があるんです。
食物繊維いつ食べれば良いの?
【食物繊維の上手なとり方】
食物繊維をとると便のボリュームが増えるため、大腸のぜん動運動は活発になります。
なので、便秘の予防には効果あり。
ところが・・・。
大腸に便やカスがたまってパンパンになっている人の場合。
食物繊維は分解されるときにガスをたくさん発生させます。
そのため、ますます大腸の流れが悪くなって便秘が悪化することがあるんです。
そんな場合は、まずは「おかゆ」や「うどん」など消化吸収の良い炭水化物をとる。
次に食物繊維をとる。
食物繊維は便が出るようになった後に摂ることをオススメします。
まとめ
便秘の犯人は大腸にたまったガス。
ガスを抜くにはうつぶせポーズをする。
夜、うつぶせ寝で10分間。
その後、左右に5往復動く。
大ぜん動は睡眠中しか起きない。
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