今の時代、ペットも家族の一員とされ、ペットを飼う家が増えています。
中でも猫は散歩の必要がなく、年配の方に人気があり、最近は猫ブームが到来しています。
2015年は愛知県名古屋、2016年は愛媛県で巡回開催され、大盛況でした。
可愛いちょっと変わった猫たちの姿が人気となり、猫にちなんだ様々なイベントも好評でした。
そして、2017年は、京都で開催されることとなりました。
2018年は静岡で開催決定です。
猫ブーム
余り知られていませんが、過去にも、江戸時代後期から明治にかけて猫ブームが存在しました。
浮世絵師の歌川国芳は、無類の猫好きで、猫を抱えながら浮世絵を制作していたと言われています。
歌川国芳の弟子たちも、多くの猫の浮世絵を残しています。
「いつだって猫展」は、江戸時代に巻き起こったこの猫ブームを、浮世絵を中心として紹介しています。
いつだって猫展2017の日程
日程は、4/29(土・祝)~6/11(日)で、京都文化博物館 4階、3階展示室で開催されます。
3/1(水)~数量限定で、グッズ付きチケットが販売されています。
入場料は一般1300円、大高生1000円、中小生が500円。
前売り券は200円割引。
内容としては、今年も浮世絵を中心として、江戸時代に巻き起こった猫ブームの諸相がご紹介されています。
猫は、古くから人の生活に寄り添ってきた動物で、現代でも、多くの物語や絵に表されています。
江戸時代後期に、猫の大流行が起こり、歌舞伎や浮世絵の世界を彩ったのは、とても興味深いです。
特に、擬人化した猫の浮世絵はユーモラスで素晴らしく、絵に引き込まれてしまいます。
イベント
○うちの猫自慢
自慢の愛猫写真をプリントして会場の当日券窓口にお持ち頂くと当日券が100円割引になるかも?
土人形の招き猫等も、歴史を感じさせるもので、縁起物として作られた経緯を推測出来そうです。
犬と比べると素っ気ないイメージの猫ですが、そのイメージ以上の多様性に気づくかされるでしょう。
どのようにして、猫が人々の心に入り込み、熱狂していったのかが、解明されるかもしれません。
愛らしい江戸猫に魅了され、猫好きさんにはたまらない一日を過ごせるでしょう。
展示以外にも、人気猫作家さんの講演や、趣向をこらしたイベント、グッズ販売等、色々楽しめます。
猫好きさん以外にも楽しめますし、江戸猫というものに触れることができます。
池田あきこさん講演会
2017年5月13日(土)10:30~12:00
料金2500円、先着160名。
グッズ販売
グッズ販売のコーナーでは、様々な可愛い猫グッズが販売されています。
つい買い過ぎてしまう可能性もありますから、猫好きさんは、お財布と相談しなければなりません。
観光も兼ねて、家族と一緒に、京都に出掛けるのもいいでしょう。
一風変わった可愛い猫達が迎えてくれる「いつだって猫展」は、心に残る思い出となる筈です。
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