腎臓に負担を与えないため減塩に、酢生姜で代替え【作り方】

ノウハウ

塩分のとりすぎは腎臓によくありません。
なぜなら、腎臓に負担がかかるからです。

腎臓に負担がかかるということは、腎臓が衰えやすくなり高血圧を引き起こす。

ただ、塩分がない食事は美味しくありません。
そこで、塩の代わりにベジ酢で代用します。つけダレや、調味料の代わりになります。

ベジ酢とは野菜をお酢で漬けること。
今回ベジ酢にする食材は生姜。

酢ショウガの作り方をご紹介します。

酢ショウガの作り方

【材料】
ショウガ200グラム
醸造酢200?300ミリリットル
ハチミツ大さじ1

【作り方】
1.ショウガをよく洗い、皮をむかずにみじん切りにする。
2.ショウガを耐熱容器に移し、少量の水を加えたらラップをする。
電子レンジで600ワット1分30秒加熱する。
3.あら熱が取れたら密閉容器(瓶で蓋ができる)に移し、ショウガがすべて漬かるまで酢を入れる。
4.ハチミツを加えて軽くかき混ぜ、冷蔵庫で一晩漬ければ完成。
冷蔵庫で2?3週間ほど保存が利きます。

酢ショウガには食塩は含まれていません。
それでいて、料理の風味を高める酸味や辛みなどが備わっているので、減塩に伴う物足りなさを補うのにうってつけ。

塩や醤油、各種つけダレの代用として活用することで、減塩のつらさを軽減させています。

腎虚

腎臓の機能が低下したり、不足している状態を「腎虚」といいます。
腎虚は、じんきょと読みます。

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腎臓の機能を低下させないためには、食塩量を抑える「減塩」が欠かせません。
なぜなら、過剰な塩分摂取は腎臓にかかる負担を増やし、肝臓の衰えを進行させる大きな原因となるからです。

塩分を多くとって血液中の塩分濃度が高くなると、その濃度をもとの状態に戻すために水分を欲するようになります。
そうして、水分を多く補う結果、全身の血液量が増加。

腎臓は血液から老廃物や余分な水分、塩分を処理し、尿として排出する役割を担っています。
塩分を多くとることで血液量が増えてしまうと、それだけ肝臓が処理しなければならない作業量が増えます。

その結果、腎臓にかかる負担が増大することになるのです。

1日あたりの塩分摂取量

日本人が食事からとる塩分摂取量は世界で1.2を争うほど多いのをご存知ですか?
1日あたりの推奨塩分摂取量は6グラム未満です。

日本人の平均塩分摂取量は男性が11グラム。
女性が9.2グラムと大幅にオーバーしています。

塩分のとりすぎで血液量が増えると、血管壁にかかる圧力も高まり、高血圧を引き起こします。
血圧の上昇は、血管の中でも特に毛細血管にダメージを与える原因となります。

腎臓はいわば毛細血管の塊のような臓器。
塩分を過剰にとる食生活は、腎臓の毛細血管を傷めて、腎臓を衰えさせることにつながります。

腎臓が衰えた人では、血液中のナトリウムの排泄が悪くなるため、特にこうした状況に陥りやすくなります。

なので、塩分のとりすぎには注意。
減塩して腎虚を防いでいきましょう。

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