インフルエンザの感染予防6つの対策、うがい効果なし

ノウハウ

今年も気になるのがインフルエンザの大流行。

インフルエンザの感染予防に力を入れているご家庭も多いことでしょう。
子供、受験生、お年寄り、お父さん、お母さんはインフルエンザになったら大変ですからね。

実は昔からやっているインフルエンザ対策が効果がなかったという情報もあります。

最新の研究によってインフルエンザ予防も進化しています。
正しい情報を知ってインフルエンザにかからないよう万全の対策を行いましょう。

インフルエンザワクチンは乳児・中学生には効果がない?

以前「インフルエンザのワクチンは乳児・中学生に予防効果なし」という新聞報道がありました。
しかし、発表されたデー夕をチェックすればわかりますが、乳児と中学生の被験者数が少なかったという状況がありました。

被験者数が少ないと結果のばらつきが大きくなります。

調査結果では、乳児と中学生で発症予防効果が明確には示されませんでしたが、もっと大規模な試験を行うと違った結果になる可能性があります。

なので結果をもって「ワクチンは乳児・中学生に効果なし」と結論づけるのは少し早計ではないかと思います。

1歳から12歳までは発症予防効果が示されていること、6ヶ月から12歳までの全体の解析から重症化予防効果が示されていることも考慮し、インフルエンザワクチンはやはり乳児・中学生も接種したほうがいいでしょう。

また、特にお年寄りはインフルエンザが重篤化(病状が悪化)して生命の危険に陥ることもあるので、流行前にワクチンを接種しておくことをおすすめします。

厚生労働省の予防対策にうがいは入ってない

水でうがいすることが風邪予防に効果があることはわかっていますが、じつはインフルエンザへの予防効果は証明されていません。

さらに、インフルエンザは細胞にとりついてから感染するまでに20分と速く、帰宅後にうがいをしても間に合わないのです。
そのため、うがいがインフルエンザを予防するとは言い切れないのですが、それでもうがいをすベきだと思います。

粘膜に潤いを与えてウイルスを防ぐという効果はありますし、風邪の予防にはなります。
また、緑茶でうがいするとインフルエンザ予防に効果があったというデータも発表されています。

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固形石鹸での手洗いは石鹸にウイルスがついていて危険?

手洗いはとても大事で、インフルエンザ対策にはアルコール消毒と石鹸での洗い流しがおすすめです。

固形石鹸にウイルスが付着している可能性はありますが、洗い流すので危険は少ないと考えます。
気になる人はポンプ式の液体石鹸をお使いください。

石鹸よりも、洗い流した後に触る蛇口や夕オルに付着しているウイルスに注意が必要です。
蛇口を閉めるときはぺーパーを使う、夕オルはこまめに替えるといった対策を行いましょう。

インフルエンザ対策のマスク選び

周りに病気をうつさないマナー、感染を防ぐ予防の両面から、インフルエンザの流行中はマスクをしたほうがいいでしょう。

ガーゼではなく不織布(ふしょくふ)のものを選び、抗ウィルス物質を付着させた高機能マスクがべストです。
横に隙間を作らず、自分にぴったり合ったものを探しましょう。

不織布とは繊維を織らずに絡み合わせたシート状のもの。

加湿をする際に注意すべきこと

湿度があるとインフルエンザのウィルスが床に落ちて、空気中に漂わなくなるため、吸入機会が減ります。

湿気は気道粘膜も保護してくれるので、お部屋では加湿器などで適度な湿度を保つことも大事。
一方、加湿器の水が汚れて雑菌が繁殖すると、アレルギーなどを引き起こす原因にもなりますのできをつけてください。

雑菌の心配が少ないタイプの加湿器を選んでください。

食生活でインフルエンザを予防

インフルエンザにかからないためには、ふだんからバランスよく食べて必要な栄養素を取り、免疫力をアップすることが大事です。

最近では、プラズマ乳酸菌を摂取した地域は、インフルエンザの罹患率(りかんりつ)が低かったという発表もされ、乳酸菌が注目されています。
罹患率とは一定期間内における病気にかかる患者の対応する人口に対しての割合。

また、ストレスは免疫力を低下させるので、前向きで、心が元気であることがインフルエンザをはじめ、病気予防には大事です

インフルエンザ対策まとめ

①予防接種を受ける。
②水や緑茶でうがいする。
③手洗い後に汚れたタオルや蛇口に触れないよう注意する。
④不織布&抗ウイルスのマスクをする。
⑤加湿器を使用する。
⑥バランスのよい食事&乳酸菌で免疫力を上げる。

インフルエンザの人には極力近づかない。

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